リボ払いとは、いくら買い物をしても「毎月の支払額を5,000円や10,000円に固定する」支払い方法です。一見便利そうですが、ここには強力な「利息(手数料)」の罠があります。

1. 【可視化】10万円をリボで払うとどうなる?

例えば、最新のスマホや服で10万円を使い、毎月5,000円ずつ返す設定にした場合のシミュレーションを見てみましょう。(金利 年15.0%と仮定)

返済月数支払い額手数料(利息)元金の減り残高
1回目5,000円1,250円3,750円96,250円
12回目5,000円1,080円3,920円82,480円
24回目5,000円430円4,570円29,800円
  • 完済まで:2年(24ヶ月)
  • 払った利息の合計: 約16,000円
  • 衝撃の事実: 最初の1年近くは、毎月払っている5,000円のうち1,000円以上が利息(手数料)として消えていきます。つまり、1,000円分は「何も買っていないのにお金を捨てている」のと同じです。

2. なぜ「終わらない」と言われるのか?

リボ払いの本当の怖さは、「追加で買い物」をした時に爆発します。

残高が減っていないのに「毎月の支払いが一定だから」とさらに5万円の買い物を足すと、完済までの期間は一気に伸び、利息だけで数万円に膨れ上がります。

リボ払いの負のループ

  1. 支払額が一定なので、使いすぎている感覚が麻痺する
  2. 残高が減らず、利息だけが積み上がる
  3. 気づいた時には、バイト代のほとんどが「利息の支払い」に消える

3. 【要注意】「自動リボ」という罠

一部のカードには、最初からすべての支払いがリボ払いになる「自動リボ設定」がついていることがあります。

  • キャンペーンに注意: 「登録するだけで2,000ポイントプレゼント!」というキャンペーンの条件が「自動リボへの登録」であるケースが多いです。
  • 10代の対策: カードが届いたらまず設定画面を開き、「リボ払い設定」がオフ(または解除)になっているかを必ず確認してください。

もしリボ払いを使ってしまったら?

「もうリボ設定になっていた!」「残高が溜まっている!」という場合の解決策は2つだけです。

  1. 「繰り上げ返済」をする:余裕がある時に、アプリやATMから「今月は追加で2万円返す」といった手続きをしましょう。利息を劇的に減らせます。
  2. 設定を「全額払い」に変更する:毎月の支払額を「限度額と同じ」に設定すれば、実質的に1回払いと同じになり、それ以降の利息はかかりません。

結論:10代の鉄則は「1回払い」のみ

クレジットカードは、「今持っているお金の範囲で、支払いを便利にする道具」です。 リボ払いは「未来の自分」から高額な利息付きで借金をする行為。10代のうちは「リボ・分割は絶対に使わない」というルールを自分の中に作っておきましょう。