
1. 【基礎知識】18歳になったらできること・できないこと
2022年の民法改正以降、18歳は「大人(成人)」です。
- できること: 親の同意なしでクレジットカードの契約、スマホの分割払い、一人暮らしの賃貸契約など。
- できないこと: 飲酒・喫煙(20歳から)、ギャンブル(20歳から)。
- 責任: 自分が結んだ契約は、原則として親が取り消すことはできません。 全ての支払いは自分の責任になります。
2. 【選び方】最初の1枚にふさわしい「3つの条件」
10代の初めてのカード選びで、絶対に外してはいけないポイントです。
- 年会費が「永年無料」であること: 使わなくても維持費がかからないカードを選びましょう。
- 自分の生活圏で還元率が高いこと: コンビニ派なら三井住友カード(NL)、スタバ・Amazon派ならJCB CARD W、楽天ユーザーなら楽天カードが鉄板です。
- 学生特典があること: 「学生ポイント」など、25歳以下の学生だけがポイントを数倍もらえる特典があるカードが最強です。
3. 【審査対策】1発で審査を通すための黄金ルール
- 「キャッシング枠」は必ず0円にする: お金を借りる機能(キャッシング)を希望すると審査が厳しくなります。
- スマホ代の滞納をゼロにする: スマホ本体を分割で払っている場合、その支払いが遅れると「信用情報」に傷がつき、カードが作れなくなります。
- 複数のカードに同時に申し込まない: 「数撃ちゃ当たる」はNG。1ヶ月に申し込むのは1枚に絞りましょう。
4. 【運用方法】「使いすぎ」を防ぐ3つの鉄則
カードを使いすぎて「借金地獄」にならないための、10代のためのマニュアルです。
- 「1回払い」以外は使わない: リボ払い、分割払いは高額な手数料(利息)がかかります。「1回払いで買えないものは、今の自分には買えないもの」と心に刻みましょう。
- アプリで「即時通知」をオンにする: カードを使うたびにスマホに通知が来るように設定。自分がいくら使ったか、常に現実を見ることが大切です。
- 引き落とし日の3日前には口座を確認: 「残高不足」で引き落とせないのが一番の罪です。これを繰り返すと将来ローンが組めなくなります。
5. 【トラブル対策】もし支払えなくなったら?
万が一、使いすぎて支払いが難しくなった時は、「放置」が一番の悪手です。
- すぐに親に相談する: 怒られるかもしれませんが、利息が膨らむ前に解決するのが最優先です。
- カード会社に連絡する: 支払日前に「いつなら払えるか」を相談すれば、柔軟に対応してくれることがあります。
- カードをハサミで切る: 物理的に使えなくして、まずは完済に集中しましょう。
結論:クレジットカードは「大人の証明書」
クレジットカードを正しく使い、「期限通りに支払う」ことを数年続けると、あなたの「クレジットヒストリー(信用実績)」はピカピカになります。
それは将来、家を建てたり車を買ったりする時の「低い金利」という形で、何百万円もの得となって返ってきます。10代から「信用」を育てる楽しさを、ぜひ体感してください。